卒論・修論タイトル

2016-11-15 (火) 16:53:45 (308d)

2016年度

  • coming soon

2015年度

  • (産休・育休のため卒研生の募集は停止)

2014年度

  • 小泉ふゆか:学習者の自己効力感を高める課題設定型協調学習支援環境の開発と評価
  • (産休・育休のため卒研生の募集は停止)

2013年度

  • 西山あかり:プログラミング上級者と初心者における問題文理解プロセスの眼球運動を用いた比較
    • Abstract: 高等教育を対象としたプログラミング教育において、問題解決プロセスを重視した研究が進められている。眼球運動測定は学習者の行動分析の手法のひとつである。眼球運動から、学習者が問題文やプログラムのどこをどのように見ているかが明らかになり、そのデ ータから理解プロセスを推測できると考えられる。本研究では、プログラミングにおける 問題解決プロセスのうち、問題文理解プロセスに注目する。このプロセスにおけるプログ ラミング上級者と初心者の眼球運動データを比較し、どのような特徴があるかについて仮説構築を行う。実験では、実験協力者がプログラミングの問題文を読み、プログラムを生成した。実験中は眼球運動を測定し、実験後に実験者は実験協力者に質問紙調査と測定した眼球運動の映像を見せながら半構造化インタビューを行った。実験の結果、上級者と初心者では、問題文の構造の捉え方に違いが見られた。また、上級者は意味のある固まりに問題を分割して理解することがわかった。一方、初心者はプログラミングの言語に依存した学習方略にとらわれていることが示唆された。これらの結果から、2つの仮説を構築した。1つ目は、「上級者はメタ認知を使って、問題を構造化することで問題文を理解する。 初心者は問題文を局所的に読んで部分的に理解するが、認識に反して読んでさえいない場 合がある」。2つ目は、「学習者はエリアごとに方略を使いわけながら、問題を理解し、その理解度によって、プログラム生成のプロセスが変化する」という仮説が構築された。
    • Keywords: プログラミング学習、眼球運動、問題文理解プロセス、上級者、初心者

2012年度

  • 横山真衣:学習センター「メタ学習ラボ」におけるeポートフォリオ活用実践
    • Abstract: 我が国は大学全入時代を迎え,高等教育機関が求める学力と学生の基礎学力の大きな学力差が問題視されている.この問題を解消するために多くの大学が学習支援センターを設置し,学習支援者として大学生や大学院生を起用している.本学にも2012年度より,学生主体の学習支援センター「メタ学習ラボ」が開設された.「メタ学習ラボ」の学生チューター(学習支援者)は,チュータリング(学習支援活動)のノウハウをチューター間で共有する時間や機会が少ない.そこで本研究では,チューターの学びの振り返りとチューター間での学びあいの支援を主な目的としてeポートフォリオを活用した実践を行なった.実践では,メタ学習ラボでの活動についてチューターらが記述した日誌とチュータリングを振り返るためにチューターが作成する「チュータリングリフレクションページ」をeポートフォリオ上で共有し,お互いの日誌に対して,フィードバックを投稿してもらった.実践の結果,eポートフォリオを活用し,チュータリングリフレクションページを作成することにより,チューターの学びの振り返りが促進された.他のチューターからフィードバックを得ること,他のチューターのチュータリングリフレクションページを見ることで,チューター間の学び合いが発生した.それらによって,チューターによるチュータリングの方法が改善された.
    • Keywords: eポートフォリオ,学習支援センター,学生チューター,チュータリング,振り返り,協調学習
       
  • 小泉ふゆか:学習過程を重視したプログラミング作問学習のメタ学習ラボによる実践と評価
    • Abstract: 問題解決には「問題発見」「問題理解」「問題解決」の3つの段階がある。しかし、従来の学校教育では、学習者による「問題発見」の機会が少ないため、目的意識の希薄化による学習意欲低下が問題視されている。これに対し、学習者自らが問題を作ることで「問題発見」を促し、学習意欲 を向上させる「作問学習」がある。公立はこだて未来大学においても、プログラミングの講義課題 に作問学習が取り入れられている。しかし、学生は、締切や成績を意識して課題設定を低くしてし まい、作問の効果が得られない。そこで、本研究では、学生主体の学習支援の場である「メタ学習 ラボ」における、プログラミング作問学習の実践と評価を行った。本研究の目的は、成績や締切を 意識せず問題発見から問題解決までのプロセスを学ぶことで、次の4点を明らかにすることであっ た。(1) プログラミング学習の意欲が向上する、(2) プログラミング学習の学習観がプロセスを重視 したものに変化する、(3) プログラミング不安が軽減する、(4) 学習全般について、プログラミング 学習程ではないが、学習意欲や学習観に正の変化がある。また、どのような発話や行為が、それら の効果をもたらすのかを検証した。実践は、「プログラミング課題づくりセッション」として、「問 題発見」「問題理解」「問題解決」のそれぞれに対応する、全3回の学習ワークショップを実施し た。実践の結果、達成感の獲得やチューターとの交流によって、プログラミング学習の意欲が向上 した。また、各プロセスを1段階ずつ踏んでいくことで、プログラミングの学習観がプロセス重視 に変化した。一方、本研究による実践だけでは、プログラミング不安の軽減と学習全般の学習意欲 向上や学習観の変化は認められなかった。
    • Keywords: 作問学習, プログラミング学習, 学習センター, 問題解決, 学習意欲, 学習観
       
  • 野口一樹:ARCSモデルと語彙ネットワークを形成する学習方略を用いた語彙学習支援教材の開発と評価
    • Abstract: 近年,外国語としての英語(English as a foreign language, EFL)における語彙学習の重要性が強調されている。しかし,語彙学習は学習の動機づけが困難であるとされている。本研究の目的は,大学生の英語の語彙学習を支援することである。本研究では,インストラクショナルデザインモデルの1つであるARCSモデル(動機付けモデル)をふまえ語彙学習の動機づけを行い,英語の語彙ネットワークを形成する学習方略を用いた語彙学習支援教材を開発し学習効果を測定する。本研究では4つの仮説をたてる。仮説1:提案する語彙学習支援教材を使用することで学習者が語彙に対する認識が豊かになる,仮説2:提案する語彙学習支援教材を使用することで今まで使っていない自分にとって効果的だと思われる語彙学習方略に気づく,仮説3:提案する語彙学習支援教材を使用することで今まで使っていない自分にとって効果的だと思われる探索方略に気づく。仮説4:提案する語彙学習支援教材を使用することで語彙学習に対する印象がポジティブになる。この4つの仮説において,教材の使用前と使用後に実施した質問紙調査,インタビュー,語彙学習支援教材のログ,実験協力者の気づきに関するフォーラムへの投稿内容の分析を行った。本研究の語彙学習支援教材を使用したことで多くの実験協力者に,語彙そのものに対する認識の変化,今まで使っていなかったが自分にとって効果的だと思われる語彙学習方略,探索方略の存在に気づきがインタビュー,フォーラムへの投稿結果からみられた。また,語彙学習の印象についての変化が質問紙調査,インタビューからみられた。
    • Keywords: 語彙学習方略,英語,語彙学習支援教材,学習意欲の高い人,ARCSモデル,語彙ネットワーク